『多職種連携』『多職種平等』を心掛けています。
当苑は、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士が常駐し、効果的かつ集学的リハビリが受けられます。医師の指示でリハビリを提供するため、病状が重い方であっても、安心してリハビリに励むことができます。認知症短期集中リハビリを行っており、認知症の機能向上や支援を取り組んでおります。また、口腔ケアや嚥下リハビリテーションを積極的に取り組んでいます。当苑では、文献学的検討を行い、他のデータと比較して誤嚥性肺炎の発症率が低い事が分かりました。これは、多職種連携での成果の賜物であります。胃ろうでのお食事が経口摂取可能になった、歩けない方が歩けるようになり在宅復帰される姿をみると、大変嬉しく思います。もちろん、在宅復帰後の支援と安心をお約束します。
そのためには、多職種との連携が必要不可欠です。積極的に議論すること、多職種カンファランスも多いですが、コミュニケーションをとる事を大事にしています。
『リハビリテーション』と『お看取り』。両者は相反するものに感じられますが、お看取りは、老健施設の重要な役割とされています。本人が「自宅で最期を迎えたい」、家族が「自宅で看取りたい」と希望しても、諸事情によって、施設を選択せざるを得ないことがあります。「本当にこれで良いのだろうか」と葛藤して悩まれる方も少なくありません。自宅と施設でのお看取りの違いがあるとすれば、介護される方が家族から職員に変わるということ。「ここで看取ることができてよかった」「皆さんのおかげで幸せでした」というお言葉を頂くと、施設でのお看取りの醍醐味を実感します。私たちは皆様の葛藤を受け止めつつ、本人そして家族と時間をともにしながら尽力致します。当苑では、利用者を支える各種専門スタッフが常駐しているため、皆様のご希望にそった多種多様な支援が可能です。